熱中症、もしものときのために

“ウェルネスをもっと身近に”
健康管理士/健康経営アドバイザーの河村です。

 

 

気象庁は19日、8月から10月までの3か月予報を発表しました。
8月から9月は太平洋高気圧に覆われやすく、全国的に気温が高めの予想とのことです。
気温が高めということで気を付けたいのが「熱中症」

水分や塩分の摂取や炎天下の作業を控えるなど、日頃から心がけて防止する必要がありますが、もしもの時のために、知っていると役立つ情報をお知らせします。

熱中症の軽度(Ⅰ度)の場合、筋肉のけいれん・痛みの症状があります。風通しの良い涼しい場所に移動させ、水分・塩分補給(スポーツドリンク等)を行います。

疲労感や脱力感、頭痛や吐き気などの症状が出始めると中等度(Ⅱ度)を疑わなければなりません。体内から水分と塩分が失われることで谷内の水分、血液量が減り、疲労感やめまいなどの症状が発生します。軽度と同様に風通しの良い涼しい場所に移動させ、水分・塩分補給(スポーツドリンク等)を行います。また場合によっては、皮膚を冷水で濡らしたり、体を冷やします。症状の改善が見られない場合は医療機関の受診をお勧めします。

最も重篤なⅢ度になると、いわゆる熱射病となります。
発汗機能が停止し、自身で体温が下げられなくなり体温が危険な状態まで上昇し皮膚は赤っぽくなります。意識がはっきりしない場合は、水分補給は異物を誤って飲み込む可能性があるため行わないようにし、冷水や氷水で冷やしてすぐさま医療機関に搬送する必要があります。

職場や家庭で、そのような場面に直面した場合は、お役立てください。

 

株式会社ジータックでは「健康管理士」「健康経営アドバイザー」が在籍しています。
企業・団体様への講演やコンサルティング、健康関連のイベント企画などを行っています。

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